砂型鋳造とは
砂型鋳造は木型を用いて空洞を作った砂の中に、溶かした金属を流し込み成型する鋳造方法です。
鉄、ステンレス、銅、アルミなど様々な金属を扱うことができる工法です。
その中で、弊社ではアルミニウム合金の鋳造を行っております。
アルミニウム合金の鋳造法としては、砂型鋳造の他にダイカストやグラビティといった金型をした鋳造方法があります。
それらの金型を利用した鋳造法と比較した場合、イニシャルコストを抑えることができるのが砂型鋳造の特徴です。
そのため、量産に入る前の試作や金型を起こすのには厳しい小ロット品の量産に適しています。
株式会社堀田製作所の鋳物工場は木型工場と同一敷地に併設しています。
木型屋との打ち合わせや型輸送の時間を省くことが出来るため短納期での鋳物素材の供給が可能です。
また、設計変更や不良が発生した場合も即座に木型を修正した上で再鋳造することが可能です。
鋳造時のトラブルは木型製作にフィードバックすることにより高品質な鋳物を生産します。
鋳造プロセス
生型鋳造
手込め造型...小ロット量産向け
F1造型...単純形状製品、小~中ロット量産向け
CO2ガス硬化法
中子取り
鋳造設備
手込め造型ライン ×2
F1造型ライン ×1
ガス溶解炉 ×1機
ショットブラスト機 ×1機
帯鋸、ベルトグラインダー等仕上げ工具各種
生産能力
型枠サイズ
手込め造型用...350角程度まで各種
F1 造型用...250*300、250*350
CO2 用...木型制作時に都度製作
溶解量 最大80kg/チャージ
月生産量 最大1t程度(実績)
アルミ材質
取り扱い材質...AC4B、AC4C
その他材質についてもご相談下さい
40kg/日から溶解しております
T5・T6 熱処理も外注にて対応可能です。